イズァローン伝説
竹宮恵子さんの「イズァローン伝説」を図書館で借りてきて読んだ。竹宮さんの本は結構、読んだのだがこの長編を読むのは初めてだった。
終末思想の内容だと思うが、竹宮さんがファンタジーを書くのはこれが最初の作品のようだ。最初はぎこちない感じもしたが、読み進めていくと作者がノッテきたのがわかる。
その主人公は、男性でもあり女性でもあるプロトタイプという設定で普通は年頃になると女性か男性かがはっきりするのだが、主人公のアル・ティオキアはプロトタイプのまま。
それには深い訳があるのだ。古代の魔王の復活のための固体だったからだ。
ストーリーを紹介するのは止めておこう。主人公とそのいとこにあたる人物の話が錯綜しているので、真剣に読んだ。貸し出し期間の2週間で2度読んだけど、また借りるかも。
少女マンガではあるが、男性にもいいと思う。
左がアル・ティオキア、右がいとこのルキシュ
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