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前回は「ヴァチカン物語」を借りて読んだのが良かったので、とんぼの本シリーズの「ヴェネツィア物語」を借りてきた。
あとは「絵で見る十字軍物語」と「ローマ亡き後の地中海世界」の上下巻。「ローマ亡き後の地中海世界」の上巻は読み終えたが、ちょっと消化不良を起こしてる状態。情けないなぁと思いつつ下巻に取り組んでいる。
塩野さんの著作はほとんど読んだけど、さすがに内容までははっきりと覚えていないので、本文中に何々の本をと書かれていると、なんだっけとなってしまう。引っ越して一年近く経つけど本の荷ほどきは途中までで、すぐに手に取って読めないのも痛い。
読み終わってから再読することになるかもしれない。読んでいて疲れた時に「絵で見る十字軍物語」を手に取ってみると、ちょうど疲れ休めになる。十字軍の話しはローマ亡き後の地中海世界」でも十字軍の記述は多いので絵で見ることが出来るとイメージが掴みやすい。
「ベネツィア物語」は後回しになりそうだ。読書の力もいっぺんには戻らないだろうし、気長に読むことにしよう。
昨日は「第3回蔵十オフ会」に参加してきました。場所は「うどんらんぷ若蔵」さんでした。蔵十オフなのにと思われるかもですが、こちらのお店は「蔵十」で修業された方が店主なのです。4月に開店されました。
木曜日はどちらのお店も定休日なんですが、若蔵さんを借り切りで使わせてもらいました。木曜日なら蔵十の店主殿も宴会に参加できますしね。
趣旨としては「うどんらんぷ若蔵」さんのオープンおめでとうと応援している女優の川嶋杏奈さんが出演している「太秦ライムライト」の成功と今後の活躍を祈るという事でした。
18時過ぎに到着したので、外観や店内の様子を少し。
うどん鍋なのだけど、うどんの写真を撮るのをすっかりと忘れました。おうどんがでてくる頃にはお酒もまわり、おしゃべりも盛り上がっていたのでした。
きれいで美味しいおうどんでした。師匠の蔵十の店主殿からはダメ出しもとんでましたけどね。
毎度のことながら、おうどんがでてくるともうシッチャカメッチャカになります。出てきたおうどんをそのままで食べたり、生醤油で食べたり、はたまた釜玉でとか、ゆるかけとか、しゃぶしゃぶにしたりとか。まあ勝手な食べ方をしておりまする(爆笑)
うどんは食べ放題だったので、まあうどんのお代わりの注文の声があちこちで聞こえます。若ちゃん(若蔵の店主殿)は大忙し。
大いに盛り上がって3時間の長丁場の宴会になりました。そこから挨拶や写真撮影会やで結局22時くらいまでは騒いでいたような。
セッティングしてくださった幹事さん、お休みにも関わらずお店を使わせて下さった若蔵の方々、参加しておられた皆さんにホントに感謝です。
杏奈さんも楽しそうにしていてくれて、周りもハッピー!!
しばらくご無沙汰していた滝井の紅屋さんでお昼を食べてきました。お目当てはやはり売り切れていて残念でしたが、14時半では仕方ないですよね。
ないものは仕方ないので「ちく玉天の醤油」を頂くことにした。前は醤油が無かったような気がしてベニーさん(店主殿です)に聞いて見ると「前からあったけど」とのこと。メニューが変わったので気づいた訳でした。
「ちく玉天の醤油」が出来上がりました ちくわが大きい!薬味は大根おろしとねぎ
まずは麺だけを食べてみる。すこし細い目の麺はくにゅっとした歯ごたえで適度に腰もあって美味しい。このままでも食べられますが、お醤油をかけまわして食べると、これがまたいい感じです。
ちくわの天ぷらは衣がサクッとしていて、ちくわのお味もいいですね。半分弱たべて、卵をくずしました。
黄味に麺を絡めて食べるとまろやかな味に変身。薬味の大根おろしを入れると、さっぱりとするので、味に変化があって楽しい。最後はお葱も入れて最後まで美味しく頂きました。
次ははやめに伺って、「香りひやかけ」を食べますから、その時のおうどんもアップすることでしょう。
ここしばらく暑いですよね。天候も不安定だし、梅雨だというのに夏の夕立みたいな雨の降り方をするし。
湿気と暑さに弱いので、すでに夏バテぎみ。食欲ないし、口に冷たいものを食べたいし、体は重いしで辛い。
四季のはっきりとした美しい日本って、いまはどこにいるのかな。暑いと寒いのどっちかのような気がする。
体も気分も重いので、今日はこれでお終いにする。美しい花も可愛いニャンコもいるんだけどね。
通院しているところが千里中央なので、月に一度は行くことになる。千中バルの広場になっているところが、いつも季節の花々に彩られているのが楽しい。今回はそこで咲いていた花たちを写してきた。
名前が分からない花もあったけれど、ちょうど植え替えの作業をしている方たちがいて教えてもらうことができた。
階段に沿って植えられた錦糸梅(きんしばい) 明るい黄色がいいね。
先日載せたヒペリカムカリシナム 比べると違いが分かりやすい。花弁が細いし、雄蕊の感じも違っている。
下野(しもつけ) この名前は教えてもらった 栃木で最初に発見されたので、下野という名前になったらしい。
白妙菊 茎や葉が白っぽく見えるのは白い繊毛におおわれているため
他にもあったけれど、また次回に載せることにする。
今は薔薇の花があちこちで華やかに咲き誇っている。薔薇を愛でに出かけたいのだが、あまり行けていないのが残念。
美術館に出かけたついでに撮ってきた天王寺公園の薔薇の写真を少し。オクトーバーフェストで人が多すぎてあちこちを撮るのは断念した。
シャルル ド ゴール 言わずとしれたフランス共和国18代大統領の名前から。この優美な青薔薇に何故この名前と思うが、よく解らなかった。
マダム高木 高木という方が生み出した薔薇 「マダム高木の薔薇ものがたり」という本も出しておられる。読んでみようかな。
アンクル ウォーター(アンクル・ウォルター) ウォルター伯父さんの名前だそうだ。こちらは華やかな赤のつる薔薇。初心者にも育てやすいらしい。
芳純(ほうじゅん) 化粧品メーカーが香水を作るために開発された品種で香りがとてもいい。同名の香水もあったが現在は生産終了になっている。どんな香水だったのかちょっと気になる。
薔薇もとんでもなく品種があるし、新しい品種も続々と開発されているので、見ただけでは品種など分からない(苦笑) なので、一緒にネームプレートを写してくることにしている。
花を撮ったら次はプレートという風に撮らないと、後で整理する時に何が何だかになってしまう。
もう少しは薔薇も盛りなので、ほかの場所のも撮って来たいと思ってる。
最終日ぎりぎりで見に行った展覧会の時に撮った写真。内部を少し写してきた。内部の詳細は美術館のHPの図書館についての中にフォトギャラリーがあるので、そちらを見てね。
美術館内部の様子を数枚
二階への階段の踊り場から正面入り口をのぞむ位置から。正面に見えるアーチ窓にはステンドグラスが使われている。
美術館の正面入り口 ファッサードの上の3つの窓がステンドグラス
この美術館は昭和11年に開館されている。さほど古い建物とは言えないが、それでも60年は経っている。
もともとは住友家の本邸だった場所を美術館に使う事というのを条件に庭園(現 慶沢園)を含めて大阪市に寄贈された。
中ノ島の図書館も住友家の寄付によって竣工している。明治時代のことだ。
昔の財閥というのは、文化的な街を作るために、寄贈したり、援助したりと余裕があったのだなと思う。財閥自体の良し悪しは色々な思いもあるが、文化・芸術の振興の牽引的な役割をはたしてくれたことには感謝したい。
ご近所にある行きつけの居酒屋さんに夕食兼飲みに時々行く。店主が一人で切り盛りしているこじんまりした飲み屋さん。定番のおつまみ以外に季節のものや日によってかわるメニューが結構ある。食事メニューは大体が3種類あるので、飲まない人も大丈夫なお店。
ここの料理が美味しいし変化があってなかなか楽しいのよね。5月に食べたものを数種類。
他にも食べたけれど、写真は撮り損ねた。ビール小を2杯とかちわりワインの赤を2杯のんだかな。美味しくてお腹いっぱいで満足だった。
あ、これを一人で食べた訳じゃないよ、何人かでシェアして食べた。こじんまりしているから、常連同志はみんな顔見知り。時々はお料理のおすそ分けもあったりする。
前の所では近くにはこういうお店がなかった。ひょいと普段着で行けるのも良いところ。 だけど、ちょっと面倒になると行ってしまうので困りものでもある(笑)
「山の神仏-吉野・熊野・高野」を見に行って来た。会期が6月1日までで、ぎりぎりセーフだった。
会期:平成26年4月8日(火)~6月1日(日)
※作品保護のため、会期中、絵画作品を中心に展示替えを行います。
前期展示:4/8(火)~5/6(火)
後期展示:5/8(木)~6/1(日)
時間午前9時30分0午後5時(入館は午後4時30分まで)
前期・後期を合わせて150点の展示と規模の大きい展覧会だった。最終日なので、混雑しているかと思ったけど、わりと空いていてゆっくり拝見できた。
展示方法も良くなっていて、ガラスに他のものが反射して見にくいという事もなかった。
順路は吉野・大峰から始まる。金峯山寺、如意輪寺をはじめとする由緒ある寺や神社から蔵王権現や役行者などの仏像・尊像をはじめ、曼荼羅図、参詣図などがゆったりと配置されている。
展示物保護のために、照明を落としてあり、薄暗い中にたたずむ神仏は迫力がある。木像に彩色してあるのがほとんどなくなっていても、唇に赤だけが残っている様も妙に生々しくて、はっとさせられる。
大峰山は現在も厳しい修行の場として、知られている。確かまだ女人禁制だったような。
次は熊野三山で、熊野速玉大社、熊野那智大社、熊野本宮大社を中心とした展示になっていた。熊野詣といえば、後白河法皇の参詣や補陀落渡海、熊野古道などを思い浮かべる方もいると思う。
この地方の展示はやはり神像が多い。そして熊野曼荼羅図がいろんな神社や寺に保存されていて、二十数点展示してあって壮観だった。
最後は高野山の展示。なんといっても弘法大師の物が多いだろうなと思っていたが、直接の弘法大師像などは少なかった。
高野山、弘法大師空海といえば真言密教の教えの総本山だ。関西の人だと林間学校とかで訪れた人たちも多いのではないだろうか。
こちらの展示の不動明王と愛染明王の像は迫力が凄かった。ちょっと怖い感じだった。
うーん、文章ではうまく表現できないのが悔しいが、力不足は致し方もなし。本物を見てもらうのが一番いいのだけどね。
神像・仏像ともケースに入っていない展示をしているものも結構あって、普段は見られない後姿や横からの姿も眺めることが出来たのはとても良かった。
苦情をいうと、最近は前期・後期で展示内容を変更することが非常に多い。展示物保護のためとなっているので、仕方ないが2度見に来いという美術館の策略のような気もする(笑)
しかし、疲れた。人の思いのこもったものを真剣に眺めると疲れる。癒される気もするのだが、迫ってくるものが多すぎて消化不良を起こしてしまった。次は京都に南山城の古寺巡礼を見に行くのだが、体力と気力を整えておかねば。
図書館のページで塩野七生で検索して見つけた本「ヴァチカン物語」。
新潮社 とんぼの本シリーズ 斜字体は引用
塩野七生/著 石鍋真澄/著 ほか
「ヴァチカンを知らなければヨーロッパは理解できない」塩野七生
ここは世界最小の国家にして、歴代教皇と天才芸術家たちが築き上げた美の殿堂、そして比類なき祈りの空間。「キリスト教とは何か」を厳しく問う塩野七生氏の語りを皮切りに、二千年に及ぶ聖地の歴史ドラマを辿る。イタリア美術の権威によるサン・ピエトロ大聖堂とヴァチカン美術館の詳細ガイド、教皇庁の秘話を明かすコラムも多数収録。
塩野さんが書いておられるし、ヴァチカンだし、写真が沢山だしと魅力満載なので早速借りてきて読んだ。面白くてあっという間に読んでしまった。
塩野さんの書かれた「ヴァチカンで考える」はいつもの独特の切り口で、ちょっぴり皮肉ではある文章が語る内容に引き込まれる。長い間の勉強を通じて得た視線にゆとりを感じることが出来る。
続いての石鍋さんのキリスト教史、サン・ピエトロ大聖堂や四大バジリカ、ヴァチカン美術館の案内も素晴らしい。写真を多用してできるだけその場の雰囲気を伝えようとしてらっしゃるのがよく解る。
コラムは「藤崎 衛」という方が書かれていて、これまた面白い。タイトルを見ても「エクソシストは実在する!」なんて、ついつい引き込まれると思う。
西洋史やキリスト教史に興味のある方はもちろん、宗教美術に興味のある方、きれいなものを見るのが好きな方も十分楽しめる内容の本だと思う。
一度目はざっと通読したので、次は参照ページをちゃんと見て、解りにくいところは調べながら読んでみよう。
難い本は読めなくなっていたのだけど、少しづつ読めるようになって来たかな。それも嬉しい。
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