鑑定士と顔のない依頼人
友人がなかなか良かったというので、見に行ってきました。
鑑定士と顔のない依頼人 TOHOシネマ梅田 2月6日まで
なんとか、上映期間中に行くことが出来ました。なかなか面白くて楽しめましたね、行って良かったです。
ヴァージル・オールドマンを演じているジェフリー・ラッシュの存在感がすごい。鑑定士やオークショニストの時の、完璧な紳士ぶりもすごいが、クレア(シルヴィア・ホークス)に興味を抱きだしてからの懊悩する老紳士のチョッピリ寂しげな雰囲気も良かった。
クレアも広場恐怖症の女性のヒステリックな感じがよく出ている。中盤を過ぎないと姿を現さないのだが、声だけで観客を引っ張っている。姿を現すと美人で目の保養(笑)
ビリー(ドナルド・サザーランド)も最初はヴァージルの仕事仲間という存在に過ぎないのだが、ラストにびっくり箱のような存在として印象付けられる。
何屋さんかよくわからないロバート(ジム・スタージェス)は、どんな役割を果たしていたのか明確にはされていないけど、意味深長なシーンがある。
ラストはどんでん返しがあるぞまでは想像していたが、予想とはかなり違うものだった。最後のいろいろなシーンがフラッシュのように断片的に出てくる。病院のシーンと交互にヴァージルの回想や、クレアを偲んでの行動らしい。
まあ、あの歳で「女性と寝たのは初めて」なヴァージルが、すべて巧妙にしくまれた罠に落ちて、立ち直れないのは納得できたかな。
ミステリーとしての最後の謎解きは、どうやら観客に任されているようだ。
大阪ではもう上映が終わってしまったけど、リピート割引で次は1000円で見られますよ。最後がよくわからないと言えば、そうなので、リピート割は、親切かも。
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