2010年05月春狂言 昼の部
わぁ、5月はまだ観劇を書いてないわ。まあ2回しか行ってないけどさ。松竹座に行けず、「初めての京劇」も行き損ねてしまったもん(>_<)
5月1日 春狂言2010 昼の部 大槻能楽堂 14:00開演
・「花争」
主人・・・・・・あきら
太郎冠者・・千三郎
後見・・・・・・井口竜也
・独吟「細雪」
千之丞
・「貰聟」
夫・・・・・・・宗彦
女房・・・・・童司
舅・・・・・・・千作
・「止動方角」
主人・・・・・・七五三
太郎冠者・・逸平
伯父・・・・・・丸石やすし
馬・・・・・・・・井口竜也
後見・・・・・・増田浩紀
初見の演目は独吟「細雪」。谷崎潤一郎が三世千作の還暦祝いに詞を書き、二世千之丞の作曲、三世千之丞の振り付けで、小歌「ささめ雪」として昭和27年に初演された演目だそうだ。
今回はそれを千之丞さんの謡で聞くことが出来た。作品の中の平安神宮での花見の様子を描いた雅やかな詞だった。こういうのも良いですね。
ただ、千之丞さんも足が弱くなられたのか、立つときに後見が支えることが多くなりました。まあ、お年を考えれば、お元気すぎるほどお元気なんだけどね。
「花争」は桜の話で春らしくてのどかな話だ。短い演目だけど季節感のあるのがいいかな。前もこのお二人で拝見したんだったかな。いいコンビですわ。
「貰聟」は宗彦さんの夫がなんとはなしにおかしい。童司さんの女房は可愛くていいしね。舅の千作さんは、もう舞台に出ておられるだけで、なんともいえない味があって、素敵です。可愛らしいしねぇ。人間国宝に失礼かもしれないけど、ホントに可愛くて、「なんじゃ」という一言で客席に笑いが起こる。すごい方でございます。
「止動方角」は七五三さんの主人の憎々しい感じが、前に見た時の正邦さんとはやっぱり違ってるわね。柔らかい感じがするんですよ。童司さんが「正邦がやると、ほんまに怖い」って言ってたけど、わかる気がするわ(^^♪
井口さんの馬も愛嬌があって、いいですよ。姿勢が大変だとおもうけど、馬の鳴き声も上手いもんです。後ろで咳をすると暴れるんだけど、それも可愛いです。落ちちゃう主人の七五三さんの憮然とした顔もとっても楽しい。
狂言は見に行くと、ホント癒されますわ。
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