白石加代子さんの怪談牡丹燈籠 拝聴
3日の白石加代子さんの「怪談 牡丹燈篭」を拝聴?してきました。兵庫県立芸術劇場中ホールのP列、上手ブロックのセンター寄りからでした。満席で補助席も出てました。
一言感想としては、「怖くない!」。予想していたよりというか、全然怖くなかったんですよね。う~、その意味では期待はずれだったかとも思います。が、とっても面白かったんですよね。
怪談=怖いという思い込みが失敗のもとかな。時々怖くなるかな、もっと怖くなるかなと思うところもありますが、すぐに次のお話にいってしまうんですね。まあ、とても長い話しを前後で二時間弱くらいで語ってしまおうというのだから無理もないところでしょう。
舞台には行灯めいた照明が置いてあり、あとは白石さんのお座りになるところが設えてあるだけで、背景は良く見えなかったけど、日本画の軸のようなものが三枚飾ってありました。
前振りのネタは阪神ネタ。関西人には阪神の話しを振っておけばいいと思ってんでしょーかな。牡丹燈篭全体のお話しの簡単な説明のあとに、一人語りというか一人芝居が始まりました。
語り口のウマさと、適度な体の動きで、話しが全然だれません。見事なものだと感心してしまいました。お声の質が高めのままで語られたので、男性の部分は少し迫力に欠けるきらいはありましたが、お露さんは可愛いこと(^^♪
前半の50分は幽霊咄が中心、後半は忠義咄が中心という構成のようでした。
休憩時間に昨年の仁左衛門様と玉様の舞台を思い出してました。また見たいなぁ。
やはり時間が短いのでダイジェスト版のような感じになってしまいましたが、上質な一人芝居を見せていただいて、満足しました。
素の白石さんて、ホント、チャーミングな女性ですねぇ。あんな怪演をなさるとは思えないくらい可愛い感じの人でした。
次の公演も見に行こうかな。
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コメント
>かしまし娘様
独特の語り口で、なんとなく怖いけど明るい?って感じでしたよ。陰惨じゃない感じと言ったほうがいいかなぁ。
彼女の舞台は、魔力があるのかもしれない。魔女だな。
投稿: どら猫 | 2008年7月 8日 (火) 01時30分
どら猫様、まいど!
>ホント、チャーミングな女性ですねぇ
ですよねぇ。怪演する人に見えませんよね。
日本で鈴木忠志の演劇メソッド(鈴木メソッド)を
一般演劇界で行っている貴重な舞台人として、昔から注目しています。
ってそのわりに、いっつもお茶の間で楽しんでしまうのですが…
怖くないのか~。そんな舞台も行ってみたい。白石加代子なら(笑)
投稿: かしまし娘 | 2008年7月 7日 (月) 09時49分
>ハヌル様
何かを諦めないといけないのはどら猫もご同様で、一杯諦めてます。って、ドンだけ見たいんだということになりますが。(爆)
次回には会場でお目にかかれるといいですね、見終わってからお話しできるとまた盛り上がりますから。
>一人なのに、そこには何人もいるかのように見えてきて
ホント、そうでした。表情豊かに、声の質も変えて、引き込んでくれますよね。
次回の公演の仮チラシを貰いましたので、別エントリでご紹介しようかと思います。
投稿: どら猫 | 2008年7月 6日 (日) 21時50分
何かを削っていかないとやってけない私は、今回久しぶりにも拘らず、白石さんの「百物語」は断念してしまいました。
友人も全然恐くなくて面白かった~と言ってました。
もうどれくらい聞きにいってないんだろうなあ。
独特の語り口調と表情。
一人なのに、そこには何人もいるかのように見えてきてぐいぐい
引き込まれていったものでした。
ゾッとするようなお話もいっぱいありましたし。
近鉄アート館や近鉄小劇場が無くなって、それでもワッハで
公演があって・・・、それ以来なのかなあ。
来年の1月にも西北でされるそうですね。今度は行きたいと思います。
投稿: ハヌル | 2008年7月 6日 (日) 21時39分