みよし会を拝見
25日(日)12:00開演 ワッハホール 8列センタブロック
・伊達競阿国戯劇「身売りの累」
序幕 埴生村身売りの場
第二幕 絹川堤土橋の場
上村 吉弥@与右衛門女房 累、御守殿柳葉
片岡佑次郎@花扇屋亭主才兵衛
片岡當吉郎@若徒丹助
片岡りき弥@細川家の息女歌形姫
片岡松次郎@曲り金の金五郎
片岡千次郎@手習いの師匠治助、島田重三郎
和田祥太朗@寺子定吉
上村 純弥@娘お孫
片岡比奈三@村の歩き
片岡當十郎@判人源六
坂東 薪車@与右衛門実は絹川谷蔵
・舞踊「応挙の幽霊(おうきょのゆうれい)」
上村 吉弥@応挙の幽霊お仙
和田祥太朗@丁稚祥太
片岡松之助@道具屋甚三
坂東 薪車@若旦那松五郎
ありがたいことに雨も上がっていたのですが、時間を間違えかけて最初の5分くらい送れちゃいました。席につくとプロローグで身売りの場にいたるまでの経緯が寺子屋の師匠が寺子に語るという形で説明されてました。これは、いいかもしれない。なにしろ話の中には高尾太夫の恨みが出てくるけど、説明がないと解らない人もいるでしょうから。
この演目は歌舞伎座で何度か拝見してます。宗十郎さんの「累」が印象に残っているかな。お相手はと・・・忘れた(>_<)
「埴生村身売りの場」は地味なお芝居なので、若手さんたちには難しいところも多かったのだと思う。運びが平坦になっているところが何箇所かあった。吉弥さんの累は高尾太夫の妹らしい美貌も偲ばせる、いい累だが、やっぱり顔が目立たなさ過ぎるような気がした。自慢の美貌が少しでも傷ついていたら、女性は絶望するのかもしれないが、二目と見られないというほどのお顔だとは見えなかった。
最近の顔の仕方は怖い顔でもほんの少しの傷をつけるだけで済ませることが多くなったような気がする。ビジュアルを重視してるんだろうか。リアルにする必要はないが、物足りない。
「絹川堤土橋の場」は少し長かったかなぁ。もう少し整理したほうが見やすい気がした。役者さんが若いためもあるかもしれない。
最後の場面に「御守殿柳葉」が出てくる型は初めて拝見するかな。着替えのために、殺された累が絹川を引き戻すところは手だけだった。この場面は怖い顔の累が高尾太夫の恨みをこめて引き戻すほうが迫力があって好きだな。
「応挙の幽霊」は、松之助さんの大阪弁全開の道具屋を熱演。ちと熱演しすぎかってくらいだった。薪車さん@若旦那はおっとりしてていいかも。
吉弥さんの幽霊はとっても奇麗だ。最初はおとなしくしているのに、お酒が入ってきてからのはじけた感じが楽しい。
某知事の話題も振って、笑いをとっていた。さすが大阪だなぁという感じだった。
麗しい幽霊の楽しいお話でお仕舞い。ご挨拶で「夜の部の切符はまだあるので・・」と宣伝されておられたが、同じ演目で昼夜はちとごめんをこうむった。
| 固定リンク
「観劇」カテゴリの記事
- 仁左様、最後の与兵衛(2009.07.02)
- 坂東竹三郎の世界 拝見(2009.06.17)
- 2009年6月歌舞伎座楽日の昼(2009.06.29)
- 花組芝居 盟三五大切(2009.06.20)
- 平成21年度歌舞伎鑑賞教室(2009.06.22)


コメント
>ムンパリ様
コメントを有難うございます。
どら猫も感想を書くのが最近は遅れがちでイカンなぁと思っとります。インパクトの強い間に書かないと忘れちゃうんですよ。(ボケの始まりかい?)
最後は顔も髪も拵えも違ってましたでしょ。別人だったのです、ハイ。でも、いきなり「御守殿柳葉」って言われてもね、わかんないですよ普通。
奇麗な吉弥さんを見せたってのも、あたりかも知れませんよ。
投稿: どら猫 | 2008年6月 9日 (月) 21時09分
どら猫さん、こんばんは!
みよし会のレポがアップできてない私ですが、こちらを読んでほほう〜です。最後は御守殿柳葉だったんですね。
私は最後だけはきれいな顔の吉弥さんを見せてくれたんだと単純に思ってました(汗)。
もう一回見ないと・・・。もう遅いっちゅうねんっ!
投稿: ムンパリ | 2008年6月 9日 (月) 18時51分
>とみ様
わざわざのコメントを有難うございます。
お名前を間違えてしまうと失礼だしと思いまして。
綺麗な吉弥さんから見たかったかもしれない。
応挙の幽霊はとっても綺麗と思ったんですけどね。
累のお顔のこしらえがなんとなく中途半端な気がしてます。
投稿: どら猫 | 2008年6月 4日 (水) 16時25分
>どら猫さま
失礼いたしました。ナナシのコメントはおとみです。自動で入るはずなのにどうしてでしょう。
まだ調べてません。綺麗な腰元の吉弥丈が拝見できたので,どなたでもよいような気がしてきました。
投稿: とみ | 2008年6月 4日 (水) 00時33分
コメントをありがとうございます。お名前がわかりませんので、よろしければ、お名前教えてくださいね。
歌舞伎と限らず、以前のお話を前提としているものは、沢山ありますし、忘れてることも結構ありますよ。
気になったら後で調べるとかすればいいですし。
気楽にお芝居を楽しみませう。
投稿: どら猫 | 2008年6月 3日 (火) 18時12分
>どら猫さま
>説明がないと解らない人もいるでしょうから。
昨年,真景塁ヶ淵遠征し,谷中,祐天寺まで回ったのにわっかりませんでした。伝説関連の本も乱読したのに~。
最後の,腰元と千次郎さんのお役もあんた誰状態でした。
ハズカシー
投稿: | 2008年6月 2日 (月) 12時55分